家族の10年間を想定しましょう

注文住宅づくりで後悔しないために、家を建てる際に掲げたキーワードは、シンプルです。我が家にはおしゃれな作りの部屋は一切ありません。何故なら、妻と共働きで、二人の子供がいますが、スポーツに塾に忙しく、家族皆で過ごすのは休日だけ、しかも殆ど外出してます。

実際には、夕食から就寝迄の時間しか家の中で過ごすことはありません。そこでまず、一番に考慮したのが、家事導線と生活に必要のない物は作らない、置かない事。良く言えばシンプル・イズ・ベスト。悪く言えばただ、だだっ広い間取り。共働きで有るがゆえに、掃除に手間がかからない作りにする事。もちろん各部屋には段差なし。一階にはかなり広いリビングと、4.5畳の座敷兼寝室と、キッチン、風呂、トイレとどこにでもある普通の間取りです。

リビングはかなり広く取りましたが、在るのはダイニングテーブルだけです。下手に段差や決め細かな間取りにしてないおかげで、お掃除ロボットが大活躍です。全ての部屋の戸を開けておけば、ほぼ完璧に仕事を終え自分で元に戻っています。

また、大分市に注文住宅の家を建てると決めた一つの原因?子供の成長です。子供はやんちゃ盛りの男の子二人。家の中でも暴れ回ったり、お菓子こぼしたり。だからソファー何かもっての他置きまさせん。リビングから座敷はしきり戸一枚で繋がっているので、戸を開ければかなりの広さを感じます。そりゃ子供も暴れます。しつけが悪いのかな?でも、これも計算ずくです。前に住んでいた借家はかなり狭かったので、自由に遊ばせたいという願いもあったからです。

小学生の子供も10年立てば、落ち着くでしょうし、15年立てば、一人立ちし、家を出ていくでしょう。そこから、その環境に合った間取りに変更しても良いのかなと、リフォーム覚悟の家造りをしました。その代わり、基礎となる部分にはしっかりお金をかけました。土地と、最低条件の生活環境を購入した感じでしょうか。他の方とは違う我が家の逆転発想な家造りを紹介いたしました。